多良木町の概要

沿革

 多良木町には1万年以上前の旧石器時代の遺物や縄文・弥生時代の遺物が出土しています。1100年前に編集された百科事典(和名類聚抄:わみょうるいじゅしょう)には、球磨郡に六つの郷があり、このうちの東村郷・久米郷が多良木町内にあったとされています。
 鎌倉時代、遠江国の武士である相良氏が多良木を領知しました。相良氏は人吉荘の地頭になって勢力を大きくし、室町時代中ごろには球磨郡を統一、さらに応仁文明の乱から始まった戦国時代には熊本県の南半分を領地とする大名に成長しました。約700年もの長い間、相良氏の領地となった球磨地方には相良氏に関わる多くの遺跡があります。多良木はその相良氏が最初に住み着いたところで、相良家発展の足掛かりとなった土地です。この「相良700年」に受け継がれた文化財や風習、地域の歴史を結びつけて紡がれた物語が、日本の文化・伝統の魅力を伝えるものとして、多良木町を含む人吉球磨地域が平成27年4月に日本遺産の認定を受けました。
 明治4年廃藩置県後、幾多の改廃を経て明治22年市町村制施行により多良木村、黒肥地村、久米村が発足しました。大正15年5月1日に多良木村が町制を施行、昭和30年4月1日町村合併促進法により、多良木町、黒肥地村、久米村が合併し現在に至っています。

地勢

 多良木町は、東経130度56分18秒、北緯32度15分38秒に位置し、熊本県の南部、球磨郡の東部にあり、標高160.51メートル、東西21.0キロメートル、南北22.8キロメートル、中央部は平坦地で、南部と北部は九州山脈の支脈を形成する森林におおわれています。面積は165.86平方キロメートル、人口約9,800人を有し、面積の約80パーセントは山林原野であり、水上村北部に源をなす球磨川が水量豊富に八代海に注ぎ、水利の便に恵まれ農林業が発達しています。土地は肥沃で温暖多湿の気候にも恵まれ良質米の他、果樹等が栽培されるとともに、豊富な森林資源により椎茸等の林産物も数多く産出されています。

この記事に関するお問い合わせ先

多良木町 企画観光課 企画改革係
熊本県球磨郡多良木町大字多良木1648
電話番号:0966-42-1257(直通)
ファックス番号:0966-42-2293

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