認知症初期集中支援チームを設置しました

上球磨三町村（湯前町・多良木町・水上村）では、平成27年度から「上球磨地域包括支援センター」（球磨郡公立多良木病院内）にチームを設置し、活動を始めました。

「認知症初期集中支援チーム」とは？

複数の専門職が家族の訴え等により認知症が疑われる人や認知症の人及びその家族を訪問し、アセスメント（総合的評価）、家族支援などの初期の支援を包括的、集中的（おおむね6ヶ月）に行い、自立生活のサポートを行います。

上球磨地域包括支援センターでは、社会福祉士と上球磨三町村の保健師、熊本県認知症疾患医療センターの認知症専門医がチーム員として活動します。

対象となる方は？

40歳以上で、在宅生活しており、かつ認知症が疑われる人又は認知症の人で、以下のア、イのいずれかの基準に該当する方。

ア　医療サービス、介護サービスを受けていない人、又は中断している人で以下のいずれかに該当する方

 （ア）認知症の診断を受けていない
 （イ）継続的な医療サービスを受けていない
 （ウ）適切な介護保険サービスに結び付いていない
 （エ）診断されたが介護サービスが中断している

イ　医療サービス、介護サービスを受けているが認知症の行動・心理症状が顕著なため、対応に苦慮している

支援を受けるまでの流れは？

1. 上球磨3町村の介護保険担当課又は上球磨地域包括支援センターにご相談ください。
2. 認知症初期集中支援チームの対応が必要な場合は、チーム員が自宅を訪問します。
3. おおむね6か月を目安に介護や医療につなげるために、集中的に支援を行います。

認知症初期集中支援チームで認知症ケアパスを作成しました。認知症に関する相談等にご活用ください。