指定暑熱避難施設の指定について

　令和6年4月より、気候変動適応法及び独立行政法人環境再生保全機構法の一部を改正する法律に基づき、熱中症について深刻な健康被害が発生する恐れがある場合に熱中症特別警戒情報（熱中症特別警戒アラート）が発表されることになりました。
　気候変動適応法第21条に「指定暑熱避難施設」が規定されましたので、指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）を下記のとおり指定しました。

　危険な暑さから避難できる場所として市町村が指定した施設であり、熱中症特別警戒情報（熱中症特別警戒アラート）の発表期間中、一般開放されます。
　場所・開放時間等の詳細は以下のとおりとなります。

　指定暑熱避難施設（クーリングシェルター）
　施 設 名 ：多良木町多目的研修センター（ロビー・会議室）
　開設時間：午前8時30分から午後5時15分まで

以下の施設は、気候変動適応法に基づかない、多良木町が独自に設置する熱中症予防休憩所となります。よって、熱中症警戒情報（熱中症警戒アラート）が発せられたときにご利用いただけます。

　多良木町熱中症予防休憩所（開庁日）
　施 設 名 ：多良木町役場（1階ロビー）
　開設時間：午前8時30分から午後5時15分まで

クーリングシェルターについて

1.飲料水や食料は各自でご持参ください。
2.自宅にエアコンがある場合等、涼しい環境が確保できる際は、クーリングシェルター
　 への移動は必須ではありません。
3.その他の利用にあたっては各施設の指示に従ってください。

※熱中症特別警戒情報（熱中症特別警戒アラート）とは
　　広域的に過去に例のない危険な暑さ等により、熱中症救急搬送者数の大量発生を招
　き、医療の提供に支障が生じるようなおそれがある場合に発表されます。
　具体的には、都道府県内の全ての暑さ指数情報提供地点において暑さ指数35以上
　となる時が該当します。

※暑さ指数（WBGT（温球黒球温度）：Wet Bulb Globe Temperature）は、熱中症を
　予防することを目的として1954年にアメリカで提案された指標です。単位は気温と同
　じ摂氏度（℃）で示されますが、その値は気温と異なります。
　暑さ指数（WBGT）は人体と外気との熱のやりとり（熱収支）に着目した指標で、
　人体の熱収支に与える影響の大きい1.湿度、 2.日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の
　熱環境、 3.気温の3つを取り入れた指標です。

　https://www.wbgt.env.go.jp/sp/